田中マー君が負けた理由。

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根本です。

楽天の田中マー君、負けちゃったね。

何日か前のブログで、「これからもしばらく勝ち続けるだろうな」
なんて言ったばかりだから、見事に予想を外してしまった。

ま、それはともかく、今日は「なぜマー君は負けたのか」という
点について書いてみようと思う。

今回の連勝ストップについて、専門家は「調子が良くなかった」
とか「コントロールがイマイチだった」とか「巨人打線も見事だった」
とか、そんなことばかり言っている。

何言ってるんだ?

「調子が良くなかった」なんて、長いシーズン中何度もあった。
でも、勝ち続けてきたんだろ?
ジャイアンツも良かったけど、「見事だった」なんてほどじゃないし。

前にブログで書いたように、今まで田中が勝ち続けてきた理由、
特に後半は完全にブランド力だ。
「田中=負けない」という…。
だからこそオレは「これからもしばらく勝ち続けるだろうな」って
言ったの。
でも、オレも1つ大事なことを見落としていた。
マーケティングにおいても、非常に重要なファクターとなりうる
要素、「タイミング」だ
今回の場合は「時期」「流れ」と言い換えてもいい。

どういことかというと、今は日本シリーズの真っ最中だったって
こと。
通常のシーズンとは違って、「今日負けたら終わり」という
シチュエーションがあることだ。

つまり、具体的に言うと、あくまでも仮定の話ではあるが、
先に王手をかけたのが楽天だったから、マー君の連勝は
止まり、逆に巨人が先に王手をかけてたら、マー君の連勝は
続いてたんじゃないかということだ。
ま、正確に言うと、そういう可能性が高かったんじゃないか
という話だ。

第6戦の先発は田中マー君とわかっていたから、巨人は絶対に
先に
王手をかけ、田中に負けても7戦目で勝負を決めるという
計算があったはずだ。
それが逆に楽天に王手をかけられてしまい、相手がマー君
だろうと開き直るしかなくなった…いや、何が何でも勝しか
なくなったのだ。
なにしろ40年ぶりのシリーズ連覇がかかってるんだから。

対して楽天、巨人に先に王手をかけられても、「マー君で
追いつける」というアタマがあったはずだ。
ただ、それが先に王手をかけることかできた。
その瞬間、「田中マー君で日本一を決められる」と思ったと
同時に、「万が一田中が負けることがあっても、まだもう1戦
ある」とどこかで思ったはずだ。
「いや、星野監督はそんなふうに思わない」と言う方もいると
思うが、そんなことはない、だって星野監督は楽天では
勝ってないし、相手が巨人だからだ。

星野監督の思惑はともかく、楽天が先に王手をかけたことで、
「絶対負けられない巨人」と「6戦目で決めてしまっても
いい楽天」

という図式になってしまったということだ。

「それって、逆でも一緒でしょ?」という声が聞こえてきそうだが、
全然違う。
それは楽天のピッチャーが30連勝中の田中マー君だからだ。

「負けないブランド」を持っているマー君に対し、巨人は先に
王手をかけていたら、「勝てたらラッキー」ぐらいの感じで
臨むことになるし、マー君も「後がない」ので、死んでも勝ちに
いく。
よって、田中の連勝は続くということになる。
しかし実際は、楽天が先に王手をかけたことにより、巨人は
田中マー君がどんな難攻不落の壁であっても、超えざるを
得なくなった。
もともと、能力も選手層も厚い巨人、本当に必死になったら、
他の球団とはわけが違う。
そして、何よりも、巨人は田中に対してそういう気持ちに
なれるが、楽天は菅野に対してはそコマでの気持ちには
なれないということなんだよ。
菅野は連勝してないから。

以上、これがオレの思う田中マー君が負けてしまった理由だが、
何度も言うように、あくまでも仮定の話にすぎない。

ただ、今回「ブランド」という観点から田中マー君を見てきたが、
1つだけ確かに言えるのは、やはり田中マー君のブランド
より巨人のブランドのほうが、またまだ大きいということだ。
オレは巨人ファンだが、この部分は残念だけどね。

あ、それともうひとつあった。
負けてしまったけど、田中マー君の「負けないブランド」は
落ちないと思うな。
どうも、来季からメジャーに行くらしいから、そこではまず
「神話」として伝わるだろう。

ただ、これだけの逸材が日本からいなくなるのは寂しいね。
頑張って欲しいけどね。

とりあえずは明日の最終戦を楽しみにしよう。

それじゃ、また。

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